シンガポール知財ブログ

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条文

特許及び出願における誤りの訂正

91. ―(1)9条3項または56条3項が適用される場合を除き、特許、特許出願の明細書または他の特許に関連して提出された書類における、翻訳もしくは転記の誤り、明らかな誤記に対する訂正の請求は、Patents Form 23によって行われる。 (1A)上記請求は、以下の態様…

特許査定後の明細書の補正

52. ―(1)特許の明細書を補正する、登録官への請求は、Patents Form 17によってなされ、請求および補正の理由を公報および登録官に指示する態様で告知される。 (2)補正の請求に異議申し立てをする者は、Patents Form 18により公報の告知日から2ヶ月以内に登録…

特許査定前の補正

特許査定前の補正の請求 48. ―(1)規則46条3項、3A、56条1項、3項に従うことを条件に、 (a)Patents Form 1による特許査定の請求、または (b)発明の詳細な説明、請求項、図面および要約 の補正の請求は、Patents Form 13によってなされる。 (2)1項(a)または(b)…

拒絶理由通知など

Singapore Patents Rules 46. (1)29条5項または6項における審査において、審査官が、以下のように判断した場合、審査官は登録官にその旨を伝え、理由を述べる。 (a)発明の詳細な説明、請求項または図面が非常に不明確であるか、または請求項が詳細な説明によ…

補正・訂正・特許の範囲

新規事項を含まない出願及び特許の補正 84. (1) (a)前の出願または特許査定された特許の明細書において開示された事項に関連してなされる特許出願であり、 (b)新規事項、すなわち出願時または優先日に開示された内容を超える事項を含む特許出願は、出願され…

特許の取り消し

80. (1)登録官は、以下の理由により特許を取り消すことができる。 (a)発明が特許可能な発明ではない場合、 (b)特許が特許を受ける資格のないものに付与された場合、 (c)特許の明細書が、当業者に実施可能なように明確かつ完全に特許を開示していない場合、 (…

特許査定後の補正

38. (1)登録官は、特許権の所有者によりなされた出願において、条件に適合すると判断した場合、明細書の補正を許可することができる。 (2)特許の無効審判が裁判所において進行中の場合、このような補正は認められない。 (3)本項における明細書の補正は、常に…

特許査定前の補正

31. (1) 出願の審査中に審査官が (a)13条、25(4)、(5)の条件が満たされていない、または (b)出願が (i)84(1)の新規事項を開示している、または (ii)出願時に開示された内容を超える事項を開示していると判断した場合、審査官は、出願人に少なくとも1回拒絶理…

特許査定を受ける条件

30. (1)4項に加えて、登録官は以下の条件を満たすとき、出願を特許査定する。 (a)所定の期間または延長期間より前に2項の条件が満たされる。 (b)3項の条件が満たされる。 (2)(1)(a)の条件は、 (a)全ての方式的要件が満たされる。 (b)登録官が以下の書類を受…

Singapore Patents Act s29

29. (1) 特許の出願が方式的要件を全て満たしている場合、登録官は出願人に通知を送る。 (2) 出願人は、以下の段落の所定の期間内に、以下の段落のそれぞれの要件を満たさなければならない。 (a)出願がPCT国内段階移行ではない場合、調査のための所定のフォ…

Singapore Patents Act s25

今日は出願手続きに関する特許法25条(Singapore Patents Act s25)を読んでみた。これは[UK Patents 1977, s. 14]が元になっている。 25. (1)特許出願は、 (a) 所定のフォームを用いて、所定の態様で特許庁に提出されなければならない。 (b) 所定の費用ととも…

シンガポール特許の新規性

Singapore Patents Act Section 14を読んでみた。これは、[UK Patents 1977, s. 2]から持ってきたものである。大雑把に意訳すると 14. (1) 発明は、従来技術の一部でない場合、新規性を持つ。 (2) 発明における従来技術とは、発明の優先日よりも前の時点にお…