シンガポール知財ブログ

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試験対策その1(WIPO distance learning)

気がつけば試験まであと1ヶ月。今回Paper AとPaper Bの2つの試験を受けるために3つ手を打った。そのうちの1つは、WIPO distance learningである。Paper Aの対策として特許明細書を書く練習がしたかったところ、こんなコースを見つけたので受講することにした。

Basics of Patent Drafting (DL-320)

この準備として基礎編も受けておけとのことなのでこっちも受けた。

General Course on Intellectual Property (DL-101)

いまでいうMOOCsというやつなんだろうけど、システムがやたらと古く教材も古い。特許の基礎自体はそんなに変わらないので教材が古いのはまあいいけど、受講開始日にアクセスできないのは困った。たまたまアクセスできたときに必要な書類をダウンロードしてなんとか乗り切った。数日経つと問題なくアクセスできたので負荷の問題だと思う。

料金は先進国の社会人だと400ドル。発展途上国の社会人だと120ドル。学生や特許庁の人はもっと安い。フォーラムでのディスカッションも盛り上がっていて毎日メールが来たが、そのへんに参加する余裕は全然なかったのでざざっと資料を読んで試験だけ受けた。

教材はなかなかよくできていたし、試験もよく考えさせられるもので、これまで明細書を全然書いたことがなかった自分にとっては非常にためになるコースだった。わからないところがあればチューターに相談できたりするのもありがたいかもしれない(使わなかったけど)。