シンガポール知財ブログ

シンガポール商標出願の簡易調査・見積もりを無料で行っています。問い合わせはyosuke at accelseed.comまで

試験対策その2(SEAD Patent Drafting Training Course 2014)

3つのうちの2つ目はこのコース。

Pro IP Sdn. Bhd. - SEAD 2014

なかなか評判がいいので前々から受講しようと思っていた。FICPI(国際弁理士連盟)という団体がやっているコースである。東南アジアは欧米や日本と比べると特許の実務家教育が進んでいないのだが、それでは先進国の企業がビジネスをする上で都合がよろしくない。そこでアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、カナダからその道何十年という弁理士東南アジアにやってきて特許の教育をするのである。まるで宣教師のように。

今年はマレーシア・クアラルンプール郊外のプトラジャヤの大学が会場である。

Universiti Putra Malaysia

ここの5月と11月に一週間ずつ30名くらいの参加者が集まる実に密度の濃いコースである。前半と後半の間で特許明細書を書く宿題が4つ出ていて、3つまで出した所。11月の後半戦も楽しみである。

料金は2500ドル。これに往復航空券代と宿代を加えるので実際にはもっとかかる。諸事情により自費で払ったが、自分以外の参加者は全員会社が費用を負担していたようだ。でもこのくらい少人数で、きっちりと教えてくれるので十分に価値のあるコースだと思う。